結婚式スピーチのポイント

結婚式スピーチヒント集

ブライダルシーズン到来により、「結婚式のスピーチ」です。
各スピーチごとに「ヒント」を付けてありますので是非ご参考にしてください。

媒酌人のあいさつ
新郎○○君、新婦○○さん結婚おめでとう。○○家○○家の皆様方、本日は誠におめでとうございます。大安吉日の今日の良き日に、このような盛大な披露宴を催されました事、まことにおめでとうございます。

私はただ今、司会の方よりご紹介いただいた新郎の勤務先○○株式会社の黒川一郎と妻の良子でございます。本日の媒酌の栄を頂き、心から感謝申し上げます。

まず、先程お二人の結婚式が当会場のチャペルで厳かにかつ、とどこおりなく行われましたことを皆様にご報告申し上げます。新郎新婦はもとより、ご両親、ご親戚の方々のお慶びはさぞやとご拝察申し上げます。それでは恒例により、新郎新婦並びにご両家のご紹介をさせていただきます。

新郎は昭和40年に金沢市でお生まれになりました。ご当地の小中・高校より金沢大学工学部をご卒業になり、14年前に当社に入社されました。学生時代よりスポーツに親しまれ、特にスキーはプロ級の腕前と伺っております。当社ではコンピュータのシステムエンジニアとして社内外の信頼も厚く、当社の女子社員より憧れの的でございました。

ご家族は高等学校の数学の先生をなさっておられるお父様と小学校の養護教諭をなさっておられるお母様に弟さんがお一人おられます。

一方、新婦は昭和45年に福井市でお生まれになりました。ご当地の小中・高校より金沢大学教育学部に進まれ、ご卒業は郷里の福井市で小学校の先生をなさっておられます。ご趣味はテニスとスキーだそうで、夏には沖縄の海でスキューバダイビングを楽しまれる活発なお嬢さんでいらっしゃいます。

ご家族は6人で今年、米寿を迎えられるお爺様と2つ年下の御婆様、福井県庁にお勤めのお父様とお母様、それに2つ年上のお兄様がおられます。

お二人の出会いは今から3年前、福井県勝山市のスキー場で偶然乗り合わせたゴンドラの中であったそうです。新郎が素敵な新婦の笑顔に惹かれ、一目ぼれで強引にプロポーズをしたと伺っておりますが真相はどうなのか、私にはよくわかりません。後ほど、おふたりのご友人から、それに関したお話などご披露願えたらと存じます。

ところで、私よりおふたりに素敵な言葉をお送りしたいと存じます。
「若きヴェルテルの悩み」「ファウスト」などで知られるドイツの大詩人ゲーテは”結婚は一切の文化の始めであり、頂上でもある。”と述べております。

つまり、ゲーテの言葉を借りますと本日はおふたりにとり、人間として幸せの絶頂であり、今日から一切の文化が始まると言うわけです。これから、おふたりは力を合わせて幸せな生活を築いて頂きたいと思います。

最後に、本日、この会場にお集まりいただいた皆様方にもお願いがございます。まだ誕生したばかりのホヤホヤカップルですので今後も温かい励ましの言葉をお願いしたいと存じます。ご静聴ありがとうございました。

◆ スピーチのヒント ◆
始めに結婚式がとどこおりなく行われたことを報告する。(報告の義務)
双方の家族紹介をする。
二人の出会いをユーモアを交えて、スマートに。
「ところで」で流れを変える。二人にはなむけの言葉を贈る。あくまで自分の言葉で伝えること。日頃から常に情報収集をしておくとよい。
「最後に」で締めくくる。静聴のお礼と共に深くお辞儀をする。

 

来賓祝辞(職場の上司の場合)
 新郎○○家、新婦○○家の皆様方、本日は誠におめでとうございます。私、今ほど司会者の方よりご紹介いただいた新郎○○くんの職場で,チームリーダーを拝命しております高山修治と申します。

大安吉日の今日のこの良き日に人生最大のイベントをなさった新郎新婦に心からおめでとうの言葉を申し上げます。新郎新婦ならびにご両家のご両親はどうぞご着席ください
それでは、ご指名により、ご祝辞を申し上げます。

新郎○○君との出会いは,今から5年前。入社試験の時でございました。私が面接を担当した時のことでございます。緊張気味の新郎に私は、入社の動機を伺いましたところ、新郎は待っていましたという感じで「貴社は私の理想とする会社経営をしておられます。」と大きい声で答えました。

私は思わず、苦笑いをして、「君の理想とする会社経営はなんですか」と尋ねてみましたところ,また即座に「理想の会社経営とは,円満な夫婦生活を送ることとよく似ています。」と答えてくれました。
それを聞いた私は,「面白いことを言う男だ。彼は将来、当社の発展に欠かせない男になるかもしれない」と直感しました。

その彼が入社後、半年で同じ職場の花、○○さんを射止めようとは思いもしませんでした。もともとやり手の○○君のことですから、さすがだなぁと思った反面、仕事のほうもこのようにしっかりやってくれるかと不安な気持ちを持っておりました。

しかし、この気持ちはその2ヵ月後に完全に消え去ってしまいました。実は、彼は先輩社員を出し抜いて入社8ヶ月目で何と会社売上げナンバーワンの成績をつくったのです。私は驚くと同時にすっかり感動して彼の仕事に対するひたむきな人柄におおいに敬意を表したしだいでございます。

ところで、第2の人生のスタートにあたり、一言私の好きな言葉をお贈りしたいと存じます。それは、ソクラテスが語った「良妻を持てば幸福者になり、悪妻を持てば哲学者になるだろう。」という言葉です。

新婦○○さんは、もちろん言うまでもなく良妻になられることでしょうが、人生長い時間の流れの中では悪妻になられるときもおありでしょう。

しかし、新郎○○さんは、ソクラテスが語ったこの言葉のように、時には哲学者のような心で人生を楽しんで頂きたいと存じます。

もちろん、今日からの生活がお二人にとり、幸福そのものであることを願っております。どうぞ末永くお幸せに。ご静聴、有難うございました。

◆祝辞のヒント◆
来賓の祝辞の基本は、まず新郎新婦ならびに両家に対してお祝いの言葉を述べることです。
次に新郎新婦のお人柄や性格を職場のエピソードなどを交えて、楽しく紹介しましょう
「ところで」という言葉を入れて、これからのお二人の人生に役立つような短い話を「教訓」として話しましょう。
来賓の祝辞は3~4分間で話すようにし、5分以上の話は絶対に避けましょう。なお、必ず新郎新婦を着席させて祝辞にはいりましょう。

 

乾杯の音頭(新郎父の友人の場合)
 新郎新婦、ご両家の皆様方本日は誠におめでとうございます。

ただ今、ご紹介に預かりました高宮敬一郎と申します。私は新郎のお父上とは中学校の同級生にあたり、40年以上、公私共に親しくお付き合いをさせていただいております。

新郎○○様が赤ちゃんの時から今日までのことをずっと存じ上げておりますので、そのご縁で乾杯の音頭のご使命をいただいたものと思います。 ありがとうございました。

それでは、せんえつではございますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。皆様方、私と共にお二人の幸多き未来をお祈りし、高らかにグラスをあげていただきたいと存じます。ご唱和のほど、よろしくお願い申し上げます。

新郎○○様、新婦○○様ならびにご両家の皆様方のご発展と本日、ご列席の皆様方のご健勝をお祈りして  <乾杯>
おめでとうございました。

◆乾杯の音頭のヒント◆
まずは、新郎新婦ならびにご両家の方々にお祝いの言葉を述べることです。
次に、乾杯の音頭を指名されたいきさつを簡単にご紹介しましょう。
乾杯の音頭に入る前は、新郎新婦、ご両家の方々、ならびに当日のご列席者に対し、一言ことばを入れましょう。
音頭のタイミングは、一呼吸おいて大きな声で<乾杯>と発声し、グラスを高く新郎新婦に捧げましょう。
会場の皆さまの<乾杯>という言葉の後は、ひと呼吸おいて、おめでとうございましたと言い、一礼をして着席します。

 

友人のスピーチ
 新郎の○○君、本日はご結婚おめでとうございます。今日のような快晴の日に結婚式をあげられたことを心からお祝い申し上げます。

私は新郎の大学時代の悪友の一人で古田精二と申します。通称”古狸のフ‐さん”と言うニックネームで皆さんに可愛がっていただきました。
それでは一言だけ、お祝いの言葉を述べさせていただきます。

いやーびっくりしました。20日前に君から結婚式の招待状を郵便で送っていただいた時にまず、自分の目を疑いました。どう考えても、君よりも私のほうが女性にモテていましたから、友人の間では私が一番最初に結婚することになると信じていました。

ところがどうでしょう、普段から女性にお世辞の一つも言えなかった君がまず一番に結婚するとは。よほど新婦○○さんの好みのタイプだったのでしょうか。

ところで、新郎はほんとにいいヤツです。少々頑固なところが欠点ですが、、我われ友人にはきちんと約束も守るし、飲み屋では金払いもよくて付き合いがいのあるヤツです。こんな新郎を旦那にした新婦さんの目が高いと大変、感心いたしました。

そこで、新婦さんにひとつお願いがあります。これからも今まで同様、私たち悪友との夜のお付き合いをお許し願いたいと思います。よろしくお願い致します。

◆ スピーチのヒント ◆
新郎との間柄と自己紹介にユーモアを忘れず、簡潔に。
「それでは」で本題にはいる。
オーバー気味に表現で聴衆を惹きつける。
「ところで」で話の流れを一気に変える。
さりげなく誉める。
和やかな雰囲気で話を締めくくる。

 

両家代表謝辞(新郎父の場合)
 両家を代表して一言、お礼の言葉を述べさせて頂きます。私、新郎○○の父親、高田幸吉でございます。本日は公私とも大変お忙しい中をご出席賜りました皆様方、誠にありがとうございました。心から御礼申し上げます。

また、媒酌人として、早朝よりお世話になりました○○様ご夫妻には両家を代表し、衷心より感謝申し上げる次第でございます。

今、二人は幸せの絶頂期にあると思います。が、親として二人に望みたいことは、いつまでもいつまでも今日のこの感激を忘れないで欲しいということでございます。

しかし、二人は親の目から見てもまだまだ未熟者でございます。
これから先、人生の荒波にもまれることも多いと思います。その時はどうか、皆様方から良きご指導・ご鞭撻を頂き、二人を良い方向へ導いていただきたいとお願い申し上げる次第でございます。

最後に皆様方のご発展、ご健勝をお祈り申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。
本日は、誠にありがとうございました。

◆両家代表謝辞のヒント◆
まず、両家を代表して出席者ならびに媒酌人にお礼の言葉を申し上げることです。
次に親として率直に子供に対する注文・忠告を述べ、会場の皆さまにも良きご指導をいただけるようお願いをすることです。
最後に会場の皆さまのご発展ご健勝を申し上げ、結びの言葉といたします。

 

新郎新婦のあいさつ Aパターン
 皆さま、本日は公私ともご多忙の中、私達の結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございました。ご媒酌の労をおとりいただいた○○様ご夫妻をはじめ、
今日の日まで、私達を温かく見守ってくださったすべての皆様に心からのお礼を申し上げたいと思います。

思い返せば今日までは本当に長い道のりでした。親にも反対され、一時はもう駆け落ちしか道はないと思いつめたこともありました。が、どうしてもみんなに祝福してもらえる結婚式を挙げたいという妻の気持ちで、出会いから今日の日まで5年という歳月が経ちました。しかし、昨年秋突然、親から「結婚してもいいよ」と言われた時はマラソンの有森選手がインタビューで話した”ここまで頑張った自分を誉めてやりたい”と言ってやりたい気持ちでした。

確かに、これまでいろんなことがありましたが、この5年間に「結婚」はふたりだけの問題ではない」ということも身をもって知ることも出来ました。また両親や親戚との話し合いの中で私がいかに未熟な人間であったかもわかりました

これからは私達ふたり、力を合わせ、笑顔の絶えない明るい家庭をつくり、親を安心させることのできる結婚生活を送りたいと思っています。

未熟な私達を今後ともどうぞよろしくご指導のほど、お願い申し上げます。本日は誠にありがとうございます。

◆ スピーチのヒント ◆
まず全員にお礼の気持ちを。
出会いや結婚にいたるプロセスを盛り込むと話に真実味が増し、聴衆の心に残るスピーチになります
エピソードとして、二人の心の成長・周囲の変化などを盛り込むのも良い。
今後の抱負を必ず入れる。
謙虚な気持ちを伝える。
新郎新婦のあいさつ Bパターン
 皆さん、本日はありがとうございます。
僕はもう嬉しくて嬉しくて、今日から彼女を”妻”と呼べることに興奮しています。楽しい出会いを作ってくれた友人の○○君、ありがとう!君のおかげで今日から僕は極楽生活を送れます。

僕にとって妻はまさに理想の女性です。だから浮気はしません。妻と一緒に、いつもニコニコして暮らしていける明るい結婚生活を目指したいと思います。

そして皆さん、遠慮なく家へ遊びに来てください。そのときには妻の得意の料理でもてなします。ただし、1週間前にはご予約を。

もぉー感激で胸がいっぱいでこれ以上は何も言えません。皆さん、本日はどうもありがとうございました。

◆ スピーチのヒント ◆
素直に喜びを表現することが大切。
友人への感謝を忘れずに。
宣言、お約束を交わす。
ストレートに短く締めくくることで、逆に多くの人に感動を与える。

 

万歳三唱の音頭(来賓の場合)
 新郎新婦、ご両家の皆様方、本日は誠におめでとうございました。大安吉日のきょうの良き日に盛大な御披露宴をあげられた事を心からお喜び申し上げます。

私、新婦のお父上とは長年のお付き合いを頂いております朝田富雄と申します。本日はお招きにあずかり、誠に有難うございました。

新婦さまは、子供の頃より、まるで西洋人形のような愛らしい笑顔の持ち主でいらっしゃいますが、本日、人生で最高の伴侶を得られて、その笑顔はまぶしいばかりに、美しく豪華に光り輝いていらっしゃいます。長年、家族同様にお付き合いをさせていただいている私には我が娘の結婚式のように思えて大変、感動いたしました。

それでは、ご指名により万歳三唱の音頭をとらせて頂きます。お二人の末永いご多幸とご両家のご繁栄、そして本日、御出席の皆様方のご健勝をお祈りし、万歳三唱をいたします。

どうぞ皆さま方、声高らかにご唱和ください。<万歳><万歳><万歳>
おめでとうございました。

◆ 万歳三唱の音頭(来賓の場合)のヒント ◆
いきなり万歳三唱の音頭を取られる方があるようですが、まずは新郎新婦、ご両家に結婚のお祝いを述べることです。
次に指名されたいきさつから新郎新婦にまつわるエピソードなどを披露なさると良いと思います。
披露宴の最後の部分にあたるため、話はあまり長くならずに万歳三唱の音頭にはいります。
その時には、必ず新郎新婦お二人のご多幸とご両家の繁栄、そしてご出席いただいた皆様方のご健勝をお祈りしますという言葉を入れて、<万歳>の掛け声に入ることにしましょう。
<万歳>の掛け声は、大きな声で高らかに発声しましょう。最後におめでとうございましたというお祝いの言葉を述べて終わります。

 

万歳三唱の音頭(親戚の場合)
 新郎新婦様、本日は誠におめでとうございます。私は新婦の叔父にあたる吉田誠一と申します。新婦の○○ちゃん、おめでとう。叔父ちゃんは、○○ちゃんがこんなに小さい頃から我が子のようにその成長を楽しみにしてきました。

20歳を過ぎて○○ちゃんもそろそろお嫁さんかなと思っていた矢先に、今日の結婚式の招待状を頂きました。どんな人が○○のお婿さんかなぁと楽しみにして会場に参りましたが、入り口で新郎の○○さんにお目にかかり、大変、安心いたしました。まさに○○さんは新婦の○○ちゃんが理想の人と話してくれた方にピッタリの方だと思いました。

それではそのお二人の末永いご多幸と本日、ご列席いただいた皆様方のご健勝をお祈りして、万歳三唱の音頭をとらせて頂きます。どうぞ皆様方、高らかな声でご唱和ください。
<万歳><万歳><万歳>有難うございました。

◆ 万歳三唱の音頭(親戚の場合)のヒント ◆
まずは新郎新婦にお祝いのごあいさつをすることです。
続いて新郎新婦との関係を述べてエピソードなどを交えながら、お二人がお似合いの カップルであることを話してください。
乾杯の音頭に入る前は、お二人の末永いご多幸と当日の出席者のご健勝をお祈りして~と述べてください。
それでは~という言葉で万歳三唱のきっかけをつくりましょう。
万歳三唱の後は有難うございましたと感謝の言葉を述べて一礼し、席に戻ります。