ソーシャルスキル教育

キレない子供、思いやる子供

このような子供たちは、無視・拒否の対象となり、いじめ、不登校、学業不振 を招きやすく、ひいては、成人してからの社会不適応や精神面での問題の出現頻度が高くなります。

この、人間関係能力低下の原因の一つとして家庭や家族のあり方(両親の共働き、核家族化、少子化)地域社会の変貌(住民の個人主義、子供達のスケジュール化による孤立化)が、大きく関係しているといえます。
人づき合いが自然に身につかない現代社会では、相手に自分の意思を伝え相手の気持ちを尊重する子供を育てるために“ソーシャルスキル教育”が必要なのです。

子供たちの人間関係能力を向上させるために

~ソーシャルスキル教育の具体例~子供たちにより良い人間関係の作り方・保ち方を教えるプログラム

人間関係についての基本的な知識

(人間社会のルールを学習するスキル)


遊びに加わるには?仲直りをするには?友好関係を築くための一定のルールとマナーを教える。
1) あいさつリレー
挨拶を通し、コミュニケーションの重要性を知る。
2) いいとこさがし
優しい言葉が、相手の気持ちをいかに変化させるかを気づく。
3) 勇気をもって
拒否の仕方を身につけ、不本意・不合理な欲求を拒否することの重要性を理解する。
相手の思考と感情の理解の仕方

(上手な聴き方のスキル)


相手が何を考え、何を感じているのかを感じ取る。

1) インタビューゲーム
相手の話に注意深く耳を傾ける大切さに気づき、相手の気持ちや考えを理解するようにする。
2) 質問ゲーム
質問できないことで不利益を被ったり、人間関係に誤解が生じたり しないために、上手に質問することの意義・重要性を認識する。
自分の思考と感情の伝え方

(上手な話し方のスキル)


自分がどんな欲求をもち、何を考え、どう感じているかを認識し、それを言葉・表情・身振りを使って伝える。
1) 自己アピール
自分をもっと知ってもらうために、みんなの前で堂々と発表できる力を養う。
2) クラス討論会
相手の主張を聴き、自分の考えを主張し同調させる力を身に
つける。
3) スピーチ大会
メモを使いながら、自分の主張を聞き手に理解させる力を養う。
良好な人間関係の問題を解決する方法(友達作りのスキル)
トラブル・葛藤の対処法、解決法を教え、能力を高める

1) グループ別ロールプレーイング
温かい言葉かけが、相手にどんな影響を与えるかを認識させる。
2) 不快な気持ちの静め方
相手がなぜ「怒った」のかを考えさせ、その対応策を身につける。
3) 解決策チャート
トラブル解決の手順を教えることで、関係者全員が問題を共有し、解決意識を培う。
(教師自身がよりよい人間関係を築くためのプログラム)
★ソーシャルスキル教育を行うための教師のトレーニング・プログラム 教師自身の指導能力を高める。
1) 問題のある子供の見つけ方・接し方
2) 教師自身の能力アップのための話し方・聴き方トレーニング
3) ソーシャルスキルを行うための保護者への説得の仕方